2021年04月30日
武田信玄騎馬像 初公開
これが信玄騎馬像です。
信玄の座像は、
高野山 持明院・成慶院
八王子市 信松院
長野市 曲厩寺
に残され、日本史の教科書にも載っています。
信玄騎馬像は甲府市信玄ミュージアムで武田信玄生誕500年記念イベント
の目玉展示品としてこの秋から展示されます。
それに先駆け、このほど4月28日~6月末までの予定で大桑歴史民俗資料館で
公開されています。
28日、古文書自習室の学習会で集まったメンバーは大桑で展示されるに至った説明を
所有の定勝寺花園会顧問の田中昭三さんよりうけました。
信玄は川中島の戦い(1553年)の翌年、木曽に進攻します。
迎え討とうとした木曽義康は力及ばず降伏し、和を乞います。
人質交換でなった和睦。信玄の三女万理姫6才は16才の木曽義昌に嫁ぎます。
この時、信玄が持たせたものがこの信玄騎馬像です。
信玄ミュージアムからの問い合わせで取り出してみたものの傷みがひどく、
名古屋市の表具店で表装し直し今回の展示になったとのことです。
作者は不詳ですが、裏に「甲 信玄像」の墨書きがあります。表装した表具師さんの話では
和紙は室町後期から江戸初期の時代のものに間違いないとの亊です。
武田騎馬軍団の大将の騎馬像、ゆっくりご覧ください。
ものたりない方は是非、大桑村歴史民族資料館でご覧ください。
Posted by となりやのじゅん at 18:04│Comments(0)
│木曽