2018年09月10日

川原家具店2

自在鉤
古い箪笥


箱階段

















川原家具店の真ん中の建物、木の工房内に入ると古い物がいっぱい並んでいます。

囲炉裏に使う自在鉤

箪笥

箱階段

ショールームにはくぐり戸も展示してありました。

まだまだあります。

古い足踏式ミシン
背負子


いろいろな物

















足踏み式ミシン、山から柴や薪を運び出す時に使った背負子、なんだかよくわからないものも……

昔使っていた古い物が所狭しと並んで、いや、雑然と置いてあります。

よく探し集めたなと感心してしまいます。

ときどき店に行くと他県ナンバーの車が止まっています。

「仕事で通った時に気になる店」だったので立ち寄ってみました。

「面白い物一杯ありますね」

「見ててあきないですね。」

30代、40代の方の感想です。

また、店内の隅には家具を作った際に出た端切れも置いてあります。



50円、100円、200円、ひのきやさわらの端切れ。うまく組み合わせれば、何か作れるかも。

一度見てみると虜になるかな。
  


Posted by となりやのじゅん at 11:42Comments(0)宮ノ越

2015年12月17日

義仲公と日義の地



 木曽義仲公と巴御前の銅像です。
 義仲は源氏の血をひく御曹司。今の埼玉でうまれたのですが、平家の討手を逃れ、木曽へ。宮ノ越の地で中原兼遠によって育てられます。
 義仲公の館跡には平家討伐、出征を祈願した旗揚げ八幡社が建っています。800年以上を生きてきた大ケヤキがたっています。


 「朝日将軍木曽義仲」とうたわれた義仲公。その”日”と”義”をとってつけられたのが、日義村。現在は10年前の合併で木曽町日義になっています。
 この義仲に関する資料が展示されているのが、義仲館です。徳音寺の入口に建てられています。


 
 笹りんどうの家紋の門をくぐると正面に義仲とそのかたわらに立つ武装の巴御前の銅像が飛び込んできます。
近くの木曽川の淵には巴が黒髪をすいたといわれる巴が淵があります。



 深い淵はどこまでも澄み切ってきれいです。とくに紅葉の秋は真っ赤なカエデの葉が淵を囲み、落ちた葉が水面に写り流れていく様はなんともいえません。
 淵を見下ろすところにあずまやが建てられ、その脇には千村翁が詠んだ 「粟津野に 討たれし公の 霊抱きて 巴の慕情 渕に渦まく」 の碑が建てられています。
 また、この淵を見下ろす山は山吹山と呼ばれていますが、このヤマブキは義仲の愛妾の女性だったいわれています。
 毎年8月14日の夜には地元の子どもたちが山から下った松明を灯し徳音寺から宮ノ越の集落を義仲公をたたえる歌を歌って練り歩く
ラッポショウという行事が行われます。
 地名に名が残り、菩提寺や旗揚八幡社があり、義仲追悼の祭りが残る日義の地。一度ぜひおいでください。
  


Posted by となりやのじゅん at 10:47Comments(0)宮ノ越