2019年05月30日
今年もきたほうば巻きの季節
初夏を告げる木曽谷のお菓子といえばほうば巻き
これは木曽福島の宝来屋ささんの店頭に並んだほうば巻き
白みそくるみ、こしあん、粒あんを米粉でくるみ、ほうの葉で包み、
たたみ表でしばり、蒸しあげたお菓子です。
宝来屋さんの入り口には左右にほうの木の葉の鉢植えが置かれています。
高さ2mはあるのですが、ちょっとほうの葉がどのようについているかわかりにくい
ので、我が家にある鉢植えを見てください。
一枝に5~8枚ほどの葉っぱがついています。枝によって葉の枚数は違いますが、
お店では1個だけでも売ってくれます。1個160円です。
宿場めぐりの外国人の方が1個求め、店頭で食べていかれたのを見たこともあります。
ほうの葉には防腐剤効果があるので、頼めば地方発送もしてくれます。
お店でなければ味わえないそば皮に包んだほうば巻きもあります。
ただこれは日持ちししないので地方発送はできません。
木曽福島に7軒あるお菓子さんの他、道の駅などでも作って販売しています。
宮ノ越のような小さな集落にあるスズキ商店には大橋製菓のほうば巻きが
売られています。
ほうの木は樹高5m以上大きくなると白い大きな花をつけます。
写真出紹介しましょう。
5月連休明けごろは岐阜県の瑞浪あたりまで契約者を訪ね
ほうの葉を取りに行くそうです。
6月、暖かくなると木曽谷のほうの葉も標高300m台の南木曽あたりから
だんだん大きな葉がとれるようになり、宮ノ越で標高870m。
ほうの葉取りはだんだん標高の高いほうへ進み、7月までが
ほうば巻きの季節になります。
ほうの葉を取りに行くそうです。
6月、暖かくなると木曽谷のほうの葉も標高300m台の南木曽あたりから
だんだん大きな葉がとれるようになり、宮ノ越で標高870m。
ほうの葉取りはだんだん標高の高いほうへ進み、7月までが
ほうば巻きの季節になります。
Posted by となりやのじゅん at 18:45│Comments(0)
│木曽